午後1時前後にご予約なしで
お一人で男性がご来店され
日替わりランチを
お召し上がりになりました。
レジ精算の時に
お声をかけて頂き
「有馬君からこちらをご紹介いただいたのですが」と
私は50年間、小、中の同級生とは
音信不通の状態で
故郷を離れていたのですが
バスケット部の顧問の先生には
住所が変わるたびに連絡していたので
同窓会の案内が届き50年ぶりに
65歳の同窓会に参加しました。
懐かしい友と連絡先の交換をして
今につながってるのですが
その時の一人が有馬君です。
小、中と同級生でクラスが何度か一緒だったけど
振り返ってみるとそんなに話していたわけでもなく
時代背景から考えてみても
男女が親しくするようなこともなかったような、、
でも今はＬＩＮＥで繋がっています。
時を超えても
普通に話せるのは一瞬にして
あの時代に身を置けるからだと思います。
そのつながりからｷｯﾁﾝﾊｰﾄを
大阪の大学時代の友達に
紹介して下さったのがきっかけで
ご来店下さっていたのです。
その時に桜島の噴火の写真が
有馬君から送られてきたと
見せて下さったのですが
あまりにも懐かしくて
後で有馬君にお礼の報告して
写真も転送してもらいました。
「噴火しているけど大丈夫なんですか？」と聞かれるので「これは日常のことですよ、まだ軽い噴火ですよ」と説明すると驚いておられました。しかもフェリーからの写真ですので危険を感じられたようです。
煙の流れる方向で火山灰の降る方向がわかるので洗濯物を外に干すかどうかの判断が出来ると説明すると納得されてました。
藤井寺にお住いの方でしたが
故郷の姿を初めて出会うお客様から頂くなんて
何かで繋がっているようで
老いていく中でも希望が見えてきます。
常にそばに大きな存在としてあった桜島
こうして眺めていると
懐かしさと共に桜島にも支えられていたんだなと。
様々な思い出がしみじみとよみがえってきました。
今、私は金剛山や葛城山、棚田に守られて
日々を過ごしています。
自然の姿に自分を重ねられる幸せを
かみしめながら、、、有難うしかありません。
