受験シーズンが終わり、新学期がもうすぐ。
この季節になるといつも思うのが自分の受験の事。
私は公立高校受験に失敗し、行きたくなった私学の家政科へ進みました。
制服を着るのも嫌だった、
不合格になって先生や同級生、親戚の人たちの態度が変わり
冷たくなったような気がして辛い時期を過ごしたあの日を思い出します。
一番つらかったのは経済的に両親に負担をかけしまった事。
受験に落ちた人の気持ちがわかるだけに
67歳の私が言えることは、受験での合格だけが人生ではないという事
辛い時期を過ごせたことはすべてプラスになるという事
しかも10代で知る挫折は貴重、やり直せる、
行きたくない高校でも自分を変えてくれる奇蹟が待っていると伝えたい。
高校時代に身に付いた料理、洋裁、和裁、あらゆる手芸は
今、私の人生の基礎になっています。
お店をやれてるのはあの高校時代の基礎があったからだと思います。
そして何よりも素晴らしい先生に恵まれたことが最高!!
孫から送られてきた合格番号を指さす喜びの写真に
不合格で飛んでいる番号が気になったのは私の背負っていた自虐からかな。