先日、仙台市の復興住宅が高層マンションに囲まれて
日が当たらなくなったというニュースに釘付けになりました。
建てられた当時は周辺には何もなく終の棲家として住民の皆様は喜んでおられたのに
次々と隣り合わせに高層のマンションが建ち、
いつの間にか一日のうち15分しか日が当たらないお宅もあり
日照不足でほとんどの部屋が昼も電気をつけないと暗くて
電気代が2倍に跳ね上がってるとのこと、
洗濯物が乾かないのでコインランドリーへ行くことが多くなって
経済的な負担が増えていることなど、、、
津波で家を失い、仮住まいを転々とし、やっと導かれた終の棲家が日照不足、、、、
そんな年老いたお一人の方が言われていたお言葉が印象に残っています。
「色々とお世話になっていることを思うと文句を言える立場では無いけど、、、」と
暖かかった今日の昼下がり、お店の窓辺にも床までも
たっぷりとお日様が入り込んでいる景色にそのニュースがよぎって
お日様を家に取り込めるなんてなんと贅沢な事なのかを改めて気づかされました。
